基本的には、オイルステインで着色して乾燥後ヤスリがけをし、薄めたクリアーラッカーで2~4回ほど刷毛での重ね塗り&ヤスリがけを繰り返して艶出しをします。
合板家具の仕上げとしては、この方法が見栄えとしてはベストです。
刷毛塗りのためどうしても仕上がりにムラが出ますが、何卒ご理解下さい。
そのほか、白や黒などの単色での仕上げをご希望であれば、ペンキでの塗装も可能です。
その際、艶出し無しのマット仕上げでの製作も可能ですが、艶出しのコーティングがなければ傷が付きやすく、水濡れや拭いたときに色落ちがあることは、充分にご理解下さい。
ちなみに、無垢材などに使用されるオイルフィニッシュなどのナチュラル系の塗料は、表面の粗い合板での使用はオススメしません。
木目が見えないようにしたい、という要望は、弊社の製作家具では受けられません。
不可能ではありませんが、全体の仕上げをポリ合板やメラミン化粧板に頼らざるを得ないので工程が倍増し、同時に費用や日数も倍増してしまいます。
仕上げにこだわらない・水濡れの心配がない・自分で色を塗る、などの理由で塗装なしが良い、という要望は大歓迎です。
工程や塗料の材料費が無くなるので、その分値引きが可能であり、製作日数も短縮されます。