仕上がりが全く違います。
無垢材・集成材の家具は、仕上げ工程の手間がかかっている分だけナチュラルな質感や清潔感からの高級感があります。
一般的には、北欧家具や無印良品の家具のイメージです。
それらの観点から比べると、針葉樹合板やOSB合板が見劣りすることは否めません。
が、合板家具でも艶出し塗装をすればそれなりの見栄えになりますし、それはそれで味がある、と弊社は考えます。
やや極端ですが、高級ディナーとラーメンや高級ブランドとファストファッション、と例えるとわかりやすいかもしれません。
家具自体の堅牢性や機能性については、弊社で製作する家具に関しては、全く見劣りすることはありません。



高級感がなくとも”味”があり、機能性・堅牢性では一般的な家具に引けを取らない、という意味で「オーダー家具のユニクロ」となるのが、弊社の掲げる目標の一つでもあります!
機能性や耐久性が違います。
カラーボックスなど大量生産される家具は、工程を簡素にするため必要最低限の材料で構成されているため非常に安価ではありますが耐久性に乏しく、横向きに利用すれば底抜けするなど、使用の応用がききません。
なおかつ無難なデザインであるため見た目の味や面白みにかけ、寸法も規程のものしかありません。




それに比べてオーダー家具のメリットは、お部屋のデッドスペースの寸法や必要な機能などが自由にカスタマイズできることです。
それらのメリットをふまえて、なおかつ無垢材などを使用する高級品ではない、というDIY的な家具製作でオーダー家具をもっとリーズナブルなものにする、というのが弊社の目指すところです。
樹脂を浸透させた紙を何層も重ね合わせた、約1mmの薄い板です。
表面に木目や色柄をプリントするので、様々なデザインのものが販売されています。
特徴としては、
- 水濡れに非常に強い。
- 表面がツルツルの硬質で丈夫であり、汚れも染み込まないので水拭きでお手入れが出来る。
- 塗装と比べて劣化が非常に少ない。
- 合板のように木の素材が一切使用されていないので、ささくれなどの心配がない。
などです。
主に、飲食店や美容室などの店舗什器に広く使用されています。



これは、以前勤めていた工房で製作した店舗什器で、ここでは木目のメラミン化粧板が使用されています。
製作方法としては、木材の下地に速乾ボンドをスプレーや刷毛塗りで塗布して貼り付け、トリマーで角を削り取って加工します。




仕上げ専用の材料なので、使用するとなれば工程が増えて材料代もかさみ、結果として家具の価格を上げざるを得ません。
なので、弊社では積極的な利用はありませんが、例えば恒久的な水濡れが考えられるキッチン家具や食卓の天板だけに使用する、などの利用であれば非常に有効です。
それらの用途でのご希望があれば、ご検討下さい。
くわしくは販売会社「アイカ工業株式会社」ホームページにて。
基本的には、オイルステインで着色して乾燥後ヤスリがけをし、薄めたクリアーラッカーで2~4回ほど刷毛での重ね塗り&ヤスリがけを繰り返して艶出しをします。
合板家具の仕上げとしては、この方法が見栄えとしてはベストです。
刷毛塗りのためどうしても仕上がりにムラが出ますが、何卒ご理解下さい。




そのほか、白や黒などの単色での仕上げをご希望であれば、ペンキでの塗装も可能です。
その際、艶出し無しのマット仕上げでの製作も可能ですが、艶出しのコーティングがなければ傷が付きやすく、水濡れや拭いたときに色落ちがあることは、充分にご理解下さい。




ちなみに、無垢材などに使用されるオイルフィニッシュなどのナチュラル系の塗料は、表面の粗い合板での使用はオススメしません。
飲食店や美容院など水回りで使用される、”濡れ”に強い「AICA」のポリ・メラミン化粧板での仕上げも可能ですが、材料代が高価であり工程も増えるため、費用や日数が倍増してしまうことはご理解下さい。


仕上げにこだわらない・水濡れの心配がない・自分で色を塗る、などの理由で塗装なしが良い、という要望は大歓迎です。
工程や塗料の材料費が無くなるので、その分値引きが可能であり、製作日数も短縮されます。







